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一般的な歯科診療
虫歯や歯周病の治療を始め、皆さまが「歯科」と聞いて思い浮かべる診療の多くが、一般的な歯科診療です。お口の中を診察し、鏡などを使って患者さまにも見ていただきながらご説明します。今後のリスクも、併せてお話しします。
治療時の痛みを心配なさる方が多いかと思いますが、なるべく痛みが出ないように配慮する方針です。まず、麻酔注射自体の痛みを感じにくくするために、表面麻酔をします。それから麻酔が十分に作用するまで待ち、処置を始めます。
乱暴な処置はいたしません。歯を少しでも多く残すため、慎重に治療します。可能な限り削る量を抑え、抜歯を避けるのが目的です。レーザー治療も可能です。お忙しい方も治療を先送りしなくて済むよう、平日19時半までの診療体制としました。何か気になることがありましたら、お早めに受診してください。
小児歯科
お子さまの歯は、成長に欠かせない食べ物を噛み砕くことに加え、後から生えてくる永久歯を誘導する役割も持っています。そのため、乳歯のうちから虫歯を予防するとともに、今ある虫歯を治療しておくことが必要です。
乳幼児のお子さまも、保健所の歯科検診で虫歯を指摘されることがあるかと思います。その場合は放置せず、治療を受けさせてあげてください。当院では、ただ治療するだけでなく、新たな虫歯を作らないためのアドバイスも行います。模型を使い、お子さまの歯を上手に磨く方法を伝授します。
入れ歯(義歯)
入れ歯には、作り方や材料によって様々なタイプがあり、そのなかから患者さまのこだわりに合ったものをご提案しています。当院にいらっしゃる患者さまの多くは、ご希望をかなえるため自由診療を選ばれる傾向です。
たとえば、薄くて異物感の少ない入れ歯を希望される方には、金属床義歯をおすすめします。土台部分が金属プレートでできており、壊れにくい上、飲食物の温かさ、冷たさを感じやすいというメリットがあります。また、部分入れ歯の場合、金属の留め具が目立つのではと気になる方が多いことでしょう。当院では、留め具に金属を使わないタイプを作製できますので、ご希望をお知らせください。
せっかく入れ歯を作るのですから患者さまのこだわりを可能な限り盛り込み、お気に入りの一品に仕上げてさしあげたいと思います。
つめ物・かぶせ物
当院の院長は、つめ物・かぶせ物といったお口の修復物による治療を得意としております。歯単体での機能性はもちろん、お口全体の噛み合わせや自然な見た目にも配慮してお作りします。保険診療・自由診療を合わせて幅広い選択肢をご用意しました。
なかでも、金属材料を使わないメタルフリー治療をおすすめしています。金属アレルギーの心配がなく、イオンの影響で歯茎が黒ずむこともありません。
具体的には、セラミックとジルコニアがメタルフリー材料です。セラミックは自然な白さが特徴で、4ヶ月ごとに検診に来ていただければ1年保証をお付けすることができます。同様に、ジルコニアは白さと丈夫さを兼ね備えており、検診を条件に5年保証をお付けします。また、アレルギーが起きにくい、ゴールドという選択肢ももうけました。
実際に見た上でお選びいただけるよう、見本品を用意しています。判断を急かさないように心がけておりますので、じっくりとご検討ください。
歯科口腔外科
生え方の悪い親知らずやグラグラになった歯を抜く処置など、外科的な治療を行っています。しかし、できるだけ歯を抜かないのが当院の方針です。そのため、割れた歯でも極力部分的な除去で済ませ、歯自体は残せる可能性を追求します。
また、リスクが大きいと予想されるケースでは、必要な設備がある大学病院の歯科口腔外科と連携して治療に当たります。大学病院で治療を担当するのは院長の息子であり、きめ細かいコミュニケーションや引き継ぎが可能です。
抜歯に関してお悩みのことがあれば、ぜひ当院にご相談ください。
矯正治療 (マウスピース矯正)
新システムに移行中のため現在取り扱っておりません。
予防診療
病気になってから治療を受けるのではなく、虫歯や歯周病を防ぐために当院をご利用ください。治療が済んだ後の良い状態を保つためにも、定期的に通院し、歯科検診やお口のクリーニングを受けることをおすすめします。
お口のクリーニングを受けると、日常の歯磨きでは落としきれなかった歯垢や歯石を取り除くことができます。歯の表面に付着した茶渋なども取れますので、見た目をすっきりとさせるという意味でもおすすめです。また、症状が出る前に虫歯・歯周病を発見すれば、抜歯を避けることや治療回数を減らすことに役立ちます。
当院では、ほかに乳酸菌タブレットを使ったセルフケアもご提案しています。
ホワイトニング
明るく輝くお口元に憧れる方のため、当院では2種類のホワイトニングを提供しております。院内で施術するオフィスホワイトニングと、マウスピースを使ってご自宅で取り組むホームホワイトニングです。
オフィスホワイトニングは色の変化が分かりやすく、ホームホワイトニングは白さが長持ちしやすいという特徴があります。ホワイトニングを希望して来院された方にはカウンセリングを行い、目指す白さやご都合を伺っておすすめの方法や注意点をご案内します。なお、かぶせ物といった人工物はホワイトニングで白くできませんが、ご希望があれば色調やタイミングを合わせてかぶせ物も作り替えることが可能です。
また、歯茎の黒ずみが気になる方には、ガムピーリングで一皮むけた健康的な色を取り戻すことをおすすめします。
タバコや茶渋に加え、お年とともに歯は変色してしまいがちですので、ホワイトニングにご興味のある方はぜひご相談ください。
顎関節症
「お口を開けにくい」「顎の関節がカクカク鳴る」といった症状があれば、顎関節症の可能性があります。当院では、顎関節症の診査診断を行い、原因や症状に応じた治療をご提案します。
当院の診療では、噛み合わせの問題から顎関節症になったと思われる方が少なくありません。当院の院長はつめ物・かぶせ物による噛み合わせの調整を得意としておりますので、まずはお口全体のバランスが取れるように治療します。
その上で、ハードタイプのマウスピースを作り、お口の負担軽減を図ります。それでもお口を開けづらい場合は、投薬治療も行います。
もし顎に不快な症状があれば、我慢せずに受診してください。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群という病気をご存じでしょうか。眠っている間、一時的に呼吸が妨げられ、お身体に負担がかかってしまう病気です。この病気の症状緩和に、歯科で作るマウスピースが役立つケースがあります。
もし、「いびきがひどいと言われたことがある」「夜中、息をしていないように見えて心配だった」と言われたことがあれば、耳鼻咽喉科や呼吸器内科を受診してください。そこで睡眠時無呼吸症候群と診断され、紹介状を用意していただければ、当院では保険適用でマウスピースをお作りすることができます。
歯ぎしり
歯ぎしりをしたり強く食いしばったりするクセがあると、実は歯や顎関節に負担がかかってしまいます。歯が早くすり減る、外傷性の歯周病になる、顎関節症になるといった問題が起きかねません。
そうは言っても、就寝中の歯ぎしりなど、無意識に行っているものを止めるのは困難です。
そこで、マウスピースを使っていただき、歯ぎしりによって生じる余分な力から歯や顎関節を保護する治療を行います。マウスピースを装着する患者さまのストレスを考え、マウスピースは歯列全体を覆うものと奥歯は覆わないものを使い分ける方針です。つい歯ぎしりをしてしまう理由としてストレスなどが考えられる場合は、そちらを緩和することもおすすめします。
ご家族から歯ぎしりを指摘されたことがある方は、お口の検査や相談に来てみてはいかがでしょうか。